今年もよろしくお願いします。
山のぶどうの本剪定は露地で育てている巨峰(種あり)の本剪定から入ります。
いろいろ品種がある中でなぜ巨峰の剪定から入るかというと
当園ではぶどうの花が咲く順番で剪定をしています。
巨峰→ピオーネ→ブラックビート→翠峰→シャインマスカット
この順に剪定を行います。
巨峰は長梢剪定といって昔から行われている技法で仕立てています。
剪定する枝の長さで樹勢のコントロールをします。
これがまた奥が深く、とても難しい剪定です。
1本1本、樹の状態を見ながら
その樹に適した長さで剪定をします。
この剪定という作業はこれからの樹の状態や品質にも大きく影響するとても大切な仕事です。
これから2週間くらいは「ここを切ったらどうやろう… でもなぁ」とか
「よしよし、ここは横の木の枝がここまできて… ここまでかな。」と
独り言が多くなり、側から見るとちょっと避けたくなるような人に変身してしまいます。
こんな感じで日々勉強しながらぶどうの樹と共に成長していきます。
2015年01月10日更新
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