カッチカチやらサックサク!!

今回は葡萄棚についている巻ヅルを取っていきます。
これがとにかく時間がかかりカッチカチになった巻ズルは硬いので手までカッチカチになるくらい疲れます。
だから取らないでそのままにしている農家さんもあるのですが、山のぶどうではどんなに時間がかかっても
どんなに手がカッチカチにこわっても除去します。
これには理由があって枝の焼却とおなじ理由になってしまいますが。

それは、カッチカチになった巻ズルに病原菌が潜んでいるからです。病原菌の塊といっていいと思います。
なので、今年伸びてくる枝が病気になるのを防ぐためにカッチカチの巻ズルをカッチカチになった手で取っていきます。

ただ唯一カッチカチからサックサクになるタイミングがあります。それは雨が上がった時です。
手は寒さでキンキンになりますが巻ヅルがサックサクになるので頑張って除去しています。

ちなみにカッチカチの手にも限界があり、カッチカチの壁をこえるとパンッパンでピッチピチになっていきます。

うきは 巨峰 巻ズル

浮羽葡萄 巻ヅル除去

2月特有の曇り雨の天気なので写真が暗く写ってしまいました。

2015/02/05 更新