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巨峰の収穫、始めました。

こんにちは、山のぶどうの原昌敏です。
いよいよ年に一度、待ちに待った葡萄の収穫を迎えることになりました。
思い返せばいろいろなことがありました。

誘引をする前の日に台風並みの突風が吹いたり、花が満開の時期に土砂降りの雨にあったり、
台風が2回も九州をかすったり、収穫前の時期に葡萄の窃盗にあったり・・・ 
と、こういう時は悪いことをパッと思い出してしまいます。
ですが、こんな困難を乗り越えてくれた山のぶどうの葡萄は、僕たち家族3人の思いが詰まった分
特別な美味しさになっています。ぜひ一度食べてみてください。

と、いうことで本日8/8「道の駅うきは」で巨峰の小房のみですが出荷し始めました。
各品種、美味しい時期になりましたら出荷をします。どうぞお楽しみに。

山のぶどうの葡萄を食べるには、直接お問い合わせいただくか
道の駅うきはへ足を運んでいただくしか方法がありません。
僕たち山のぶどうはできる限りお客様の顔を見て、話して、購入してもらえるのがベストだと思っています。
会うのが難しいなら電話で。電話が難しいならせめて名前だけでも教えてもらえると
僕たちの気持ちの入り方が違うので、この機会にぜひ直接お問い合わせください。

山のぶどう 道の駅うきは用荷姿

2015/08/08 更新

葡萄の蕾

5月に入りこの時期にしては雨が多いような気がしますが、葡萄も元気に育っています。
あと数日後には新梢を誘引する作業が待っています。

この誘引に入ると葡萄の生育も一気に進みます。
というか、進むように感じるといったほうが近いかもしれません。
相手が生き物なのでどの作業をするにしても適期というのがあります。
しかもその適期が非常に大切です。
今の時期、葡萄農家は誘引に入るのですがそのすぐあとには花が咲くので
花を短くするセットというのがあります。
このセットが葡萄にはかなり大切な作業になるので、セットの適期に間に
合わせるように誘引を急ぎます。なので作業に追われる日々がもうすぐやってくるんです。

「作業に追われるとわかってるなら早めに誘引をすればいい」と思っている方もいるかもしれません。
が、この誘引にも当然のように適期があるので早めに入ってもダメなんですね。
葡萄の木はわがままなので合わせるのが大変です。大変な分ぶどうを育てることに魅力を感じます。

これから袋かけまでは、ず〜っとバタバタなので体調管理にはかなり気を使っていこうと思います。

ピオーネ 蕾

うきはオリーブ 蕾

二枚目の写真はオリーブの蕾です。

2015/05/05 更新

ここから始まる。美味しい葡萄。

今回はピオーネの芽の動きを観察します。
ここから美味しい葡萄になるための一歩が始まります。

贈答用ピオーネ 芽立ち

寒い冬を乗り越えて、芽が動き始めたところです。茶色のわたみたいなのが出てきます。
去年の貯蔵養分が足りない時はこの時点で枯れることがあります。

美味しいピオーネ 始まる

茶色のわたみたいなのを破って一枚の葉が出てきそうです。

うきは ピオーネ 芽立ち

完全に発芽しました。これから約半年、よろしくお願いします。

うきは葡萄 ピオーネの芽

うきはぶどう 芽が出た

葉が開く前にどんどん芽は伸びます。
去年よりおいしい葡萄ができますよ〜に。

2015/04/22 更新

夫婦2人で除草作業

今日は夫婦仲良くオリーブ畑の草切りをします!
この畑は石がゴロゴロあるので常用モア(ゴーカートみたいに乗って草を切るやつ)で
切ると刃が折れたりするので入れません。
次回から常用モアを入れれるように今回は背負いの草刈機で草を切ってその後石拾いをします。
一人で切ると果てしなく感じるので、今回は妻の機嫌の良い日を見計らって仲良く2人で切ります。

現在、草は膝上くらいまで伸びているので切りごたえ抜群です!!!

春草を切らないでおくと夏草が生える時には春草が枯れて夏草の上に落ちカバーした状態になるので
夏草が伸びるのを抑えます。なので春草は切らない方がいいのですが
今のうちに切って石を取り除いておかないと夏草が伸びてくる7月のあっついあっつい時期に
手で草を切るという、こっわいこっわい罰ゲームみたいなことになるので今回は切ることにしました。
頑張ります!

うきはオリーブ 芽立ち

オリーブの芽立ちです。葉っぱの付け根に少しだけ出ています。

うきはオリーブ 除草前

うきはオリーブ 除草後

うきはオリーブ 除草後 すっきり

やっとこさで草刈り終了です。今日はとことん疲れたので家族三人で豪放に打ち上げします!みんな頑張った!お疲れさまでした。

2015/04/17 更新

巨峰の芽かぎ

葡萄の芽が出てまず行うのは芽かぎという作業をします。
芽かぎというのはこのあたりの方言なのかもしれません。
一つの所から二・三本の芽が出てきたりするので芽をかいで(取り除く)一本だけにし
その一本に栄養を与えるためにします。

前にも書きましたが葡萄はつる性の植物なので先に先に行こうとします。
すると先端だけが伸びて後から出てくる芽との成長の仕方が全然違います。
違いが大きいと作業の適期が違うのと
先に出た芽に栄養を取られてしまうので大変になります。
それを防ぐために飛び出してきた芽を摘んだり変な方向にでている芽をおとしたりします。

葡萄の目立ち

葡萄の芽かぎ

巨峰 目立ち

巨峰 芽かぎ

この取り除いた芽はタラの芽に似てるので、天ぷらにして食べるとおいしそうだな〜と毎年思うのですが
まだ挑戦したことがありません。来年こそは・・・!

2015/04/11 更新