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18日は雨なので・・・

こんばんは、山のぶどうの原昌敏です。

本日は、オリーブの苗を植えました。

新たに畑を広げたわけではなく、12本も枯れてしまったのでその補充として植えました。

枯らしてしまった原因はいくつかあります。

病気や虫にやられたりイノシシに掘り起こされたり、気候に耐えれなかったりと理由はありますが

枯らしてしまったら全て自分のせいです。情けない。申し訳ないことをしてしまいました。

今年は1本も枯らしたくありません。特にこの畑は注意して育てようと思います。

18日に雨がたっぷり降ってくれるみたいなので、今日は苗を植えて17日は堆肥を与えようと思います。

ということで2品種植えます。マンザニロとカラマタという品種を植えました。

マンザニロ苗 うきはオリーブ

大きい苗を植えたいのですが値段が高すぎて手がでないので、一番お手頃価格の1年生苗を植えます。

実が取れるまで何年かかかりますが、そこは我慢します。

早く大きく成長してもらいたいですね。

2016/03/15 更新

葡萄の目覚まし

こんばんは、山のぶどうの原昌敏です。

今日は暖かく気持ちのいい日なので、芽キズ処理をします。

この芽キズ処理はとても大切な作業で、芽の少し上のところに専用のハサミで傷を付けていきます。

巨峰の芽キズ処理 葡萄の目覚め

葡萄は頂芽優勢と基部優勢の二つの性質があるので、この芽キズを行わないと

枝の先端と付け根のところしか芽が出てこなくなり悲しくなってしまいます。

悲しくはなりたくないので、この作業で発芽率を高くしてほとんどの芽から発芽させるようにします。

でもどうして芽に傷を入れると発芽しやすくなるかというと、いくつか諸説があります。

植物ホルモンの一つにオーキシンというのがあります。これは植物が成長する時に大切なホルモンの一つです。

このオーキシンは枝の先端・中間・基部や根などで植物自身が必要とする濃度がそれぞれ異なります。

オーキシンの流れる方向というのが先端から基部に一方方向で動くので

枝の先端がちょうどいい濃度の時は中間・基部・根では濃いすぎて成長が止まり発芽しません。

そこでこの芽キズ処理をするとオーキシンが傷がついているところを避けるように通って

結果ちょうどいい濃度になって発芽する・・・。

という、なにもおもしろくない。研究の結果がそうなんでしょうけど、難しい。

僕が好きな諸説があります。

それは、葡萄は頂芽優勢なので、枝の先端の芽を優先的に発芽させようとします。

なので傷を付けたところを葡萄の木が、

「おっ!ここが枝の先端か、よし発芽しちゃろ。・・おっ!ここもか!よし発芽しちゃろ。・・・お~、ここもか!よし発芽しちゃろ。おおっ!ここもか・・・なんか今年先端多い~な。」

という感じで勘違いして発芽してくれている。という話です。

がんばって発芽してね~と心の中で思いながら何万個ある芽キズ処理をしたいと思います。

葡萄の目覚め

芽キズ処理したところから水が流れてきました。ようやく葡萄が目が覚めて動きだしました。

ここから美味しい葡萄の始まりです。

2016/03/03 更新

オリーブの太木挿し

こんばんは、山のぶどうの原昌敏です。

オリーブの剪定が今日で終わりました。

いや~達成感がものすごくタカマル~です。剪定しただけなのに。

今年はオリーブもできるだけ誘引してみようと思います。

その前に大切な仕事が色々あるのでそれを片付けてからしようと思います。

少し時間が余ったので、試験的にオリーブの太木挿しをしてみました。

オリーブの太木挿し

僕の周りにはまだ経験した人の話がないので本とネットの情報のみになってしまいますが

オリーブの木は再生力が強いので剪定などででた太木を地面に挿すと芽がでてくるというのです。

ただ実がつくようになるまでは3年以上はかかるみたいです。

直径5cm以上で長さ30cmが基本だそうです。

写真の左の2本は直径5cm以上であとの3本は5cm未満です。

条件的には左の2本はクリアしているのですが、剪定して何日かたっています。

あとの3本は本日剪定した枝です。さて、どれが芽がでるでしょうか。

オリーブの太木挿し

それとも全部芽が出るか全滅か。全部でてほしいですね。

3ヵ月くらいたつと芽がでてくるみたいです。楽しみです。

うきはオリーブの冬

穴掘って汗がダラダラ垂れてきたら、すごいタイミングで吹雪になってしまい一気に真冬に逆戻りです。

全て植えたし風邪もひいてるので、これ以上悪化すると危ないので今日は終わりにします。

2016/02/29 更新

小粒のオリーブ

こんばんは、山のぶどうの原昌敏です。

ようやくオリーブの剪定が残り1品種になりました。

去年の反省を活かしながら剪定に取り組んでいたら

考えすぎたのか、ものすごく時間がかかってしまいました。

去年は3日くらいで枝の焼却まで終わっていたのに今年は今日で8日目です。

葡萄は花が咲く順番で剪定をしているので、オリーブも花が咲く順番で剪定できればいいのですが。

自分がまだ常緑樹の剪定になれていないので自分のしやすい品種から剪定をしています。

ということで、1番後回しにしていたネバディロブランコです。

うきはオリーブ ネバディロブランコ

この品種の特徴は、横に広がり枝数がものすごく多いのでその分、葉や花数も多くなります。

なので樹勢は落ち着き実がつきやすいのですが、枝が多すぎると実がなりすぎて1粒の大きさが

めっちゃちっちゃ!!てなってしまうのです。

めっちゃちっちゃ!!ってなってしまったら収穫するのがめっちゃたいへんになります。

逆に枝数を減らしすぎると樹勢が上がり花が咲くだけで流れてしまって実になりません。

枝数を多くして実止まり確定の時に摘果で実の数を減らしてあげるのが無難なのですが

その時期の山のぶどうの作業は葡萄の摘粒で離れられないので

ちょうどいい樹勢を狙わないといけないという悩みがあったので後回しにしました。

ネバディロブランコ 剪定

剪定後の写真ですが、やはりわかりづらいですね。実際に見ると大分スッキリしています。

この調子であと少し剪定を続けます。この結果は10月頃に出るので楽しみです。

2016/02/27 更新

巨峰の芽キズ処理

こんばんは、山のぶどうの原昌敏です。

今日は午後から、いつもお世話になっている江藤農園の江藤さんの葡萄畑にお手伝いをしに行ってきました。

江藤農園さんの栽培品目は、葡萄・柿・梨・桃・米を栽培していて、まさにオールマイティーな農家さんです。

僕は葡萄とオリーブの2品目で手がいっぱいになりますが、この江藤農園さんは5品目も。すごい。

こだわりをもって栽培していて、収穫もベストのタイミングで収穫して提供してくれます。

本当に美味しいですよ。ぜひ一度食べてみてください。葡萄以外でよろしくお願いします(笑)

江藤農園 芽キズ入れ

作業は芽キズ処理でした。この作業は葡萄の芽を出すために大切な作業です。

山のぶどうでは3月上旬に行う予定ですので、それまでにはオリーブの剪定など終わらせようと思います。

話はそれますが、僕の師匠に出会うきっかけを与えてくれたのがこの江藤さんなんです。

いろんなイベントやグループに誘っていただいたりと、本当にお世話になりっぱなしです。

いつか恩返しができるように頑張りたいと思います。

2016/02/22 更新